その仕事今日じゃなくてもいいですか?残業せずに帰りたいときに使える断り方

特に用事が無いとつい仕事をしてしまう。

残業していないとなんだか仕事をしていない、もしくは暇な人と思われそう。

上司が残業していて、先に帰るのが気が引ける。

など、いろいろな理由で残業が断りにくい状況ってありますよね。

実際私の働いていた職場は残業は当たり前。相当な理由がないと早く帰ると言い出せない雰囲気でした。そんな中

「今日はお先です」ってしれっと定時で帰る同僚や部下がいると

「え?何こいつ」

みたいな雰囲気になることがよくありました。

でも残業をせずに帰ることが悪いというよりは、その時の態度、つまり断り方をちゃんとすれば、角を立てずに帰ることが出来ます。

今回は今日は絶対残業せずに帰りたい時の断り方についてまとめてみます。

事前に予定が決まっているのならば正当な方法が1番

基本的に用事が予め決まっているのであれば、早めに(1週間前位には)上司や同僚に伝えておくと良いでしょう。

当日になったら、

「以前お伝えしましたが、本日用事があって定時で帰宅させていただく予定です。

自分の仕事については調整し、問題ないようにしています。」

と、午前中に、口頭かメールで伝えましょう。

前もって言っていたとしても、たいてい忘れられています。当日必ずリマインドしましょう。そして、周りに極力迷惑がかからないよう調整出来ていることが重要ですのでその報告もしっかりします。

口頭かメールかどちらが適切かは会社の雰囲気や上司の好みに合わせましょう。

勤怠や相談事は普段から口頭で伝えているようであれば口頭で、比較的メール連絡が中心であればメールで。

ただし、明らかに忙しい時期や周りの人からも良く思われない状況であれば、口頭で上司や同僚に断りを入れましょう。

特に用も無いけど残業したく無いとき

断り方を悩むのは特に用事がない時です。

なんか疲れてて、残業したくない

ストレス溜まってきたから家に早く帰って漫画読みたい

とか。完全に自分都合です。

そういう時は、前もって調整するのも難しいので、残業のお願いをさせない雰囲気や、残業できない理由を伝えて切り抜ける必要があります。

幾つか代表的なものをご紹介します。

家の用事、家族の都合で

  • 宅配便の受取がありまして(クールや期限が今日まで)
  • 家族(や親戚)が上京してきていて
  • 嫁と喧嘩してて、早く帰らなくてはならない
  • 子供が体調不良で

自分以外の強制力が働いていることを理由にすると断りやすいですし、角が立ちにくいです。

ただし、頻繁に使用出来るような内容ではないので、月イチ位で使うのがおすすめです。

人と会う約束で

  • 飲み会があって
  • 異業種交流会がありまして
  • 友人の結婚祝いがあって

約束があるなら仕方がないと思ってもらいやすいです。

もし彼氏、彼女がいるのか?結婚はするのか?など、セクハラとも捉えられそうな質問をしてくるような上司の場合であれば、それを利用して「合コンなんで、頑張ってきます」とか言ってしまうのも手でしょう。

自分の趣味

  • 大好きなバンドのライブがある
  • 習い事があって

好きな趣味があるのであれば普段からこの話題を周りの人たちに共有しておきましょう。

自分の熱意を伝えておくと、断る理由としての効力が上がります。

体調不良

  • 朝から頭痛がひどくて
  • (女性なら)生理痛がひどくて
  • 風邪気味のようで

残業にかかわらず、断る理由として万能な方法です。

女性の場合であれば、朝は薄化粧で行きましょう。チークは塗らないでください。

少し顔色悪くして出社しましょう。そして業務時間内は元気のない雰囲気を徹底しましょう。

代替案を提示する

明日早く来て対応するのでは駄目でしょうか?

今日中でないといけないでしょうか?明日なら対応可能です。

模範解答です。もし「今日残業してくれないか」と声をかけられてしまったのであれば、この断り方が最善です。

職場の環境や業務の状況、後は上司の性格によりますが、本当に残業が必要であなたに声をかけられているのであれば、素直に対応期限を確認して、やる気を見せましょう。

何かトラブルや周りの同僚の殆どの人が残業しなければならない状態になっているのであれば、その日は諦めて、別の日に残業を断るなどしましょう。

そもそも残業を頼めなさそうな雰囲気を出す

  • いつもと違う服装で行く

これは上司が部下の服装に気がつくタイプでは無いと効果が望めません。

また女性ならではの手法です。

上司が男性で、女子に気を使える、性格が女子っぽい、本人がオシャレさんなどの場合、いつもラフ、もしくはパンツが多い人が、ワンピースやスカートを履いて行くだけで、

『今日は何かあるのかな』

と聞かれたり、用事があると勝手に思ってもらえたりします。

普通なら、そんなプライベートな事わざわざ聞かれるのはいい迷惑なのですが、それを逆手にとって、実際には用事は無くともオシャレして会社に行くだけで、残業頼まれずに帰れたりします。

  • 朝からバタバタして忙しそうにする

忙しそうだから声をかけにくい雰囲気を出すのが重要です。

頻繁に時計をみたりして時間をやたら気にする。

ブツブツ独り言で「間に合うかな。」などと言って焦っている雰囲気をだす。

など少し大袈裟なくらいで行動に出しましょう。

特に何も聞かれないけど、何となく今日は早く帰らなくちゃいけないのかなと周りに思わせるのが重要です。

共有カレンダーに「予定あり」と入れる

地味にこれが一番楽で、効果があると個人的には感じています。

わざわざいろいろ理由を言う必要もないですし、定時以降に会議を入れられるような事も無いですし。社内で共有カレンダーが活用されている環境であればおすすめの方法です。

最後に

残業はほどほどにしたいものです。

本当に毎日残業しなくてはいけない状況なら、仕事や会社自体を見直して働き方を変えた方が良いと思いますが、ただ早く帰りにくい雰囲気とかであれば、適度に今回紹介した理由を使って帰りましょう。

ただし、トラブルや繁忙期など本当にみんなが大変な時はどんな理由でも角が立つことがありますので、そこは臨機応変に対応してみてくださいね。

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