巷で話題のサンカー(Thanker)とは。これからはサンカーの時代?

クレーマーならぬサンカー(Thanker)になろうという考え方を知っていますか?

サンカー(Thanker)とは

【鯨武 長之介】レバガチャアーカイブ(原作)(@chou_nosuke)さんの奥様が言い出した以下ツイート内容をもとに、広まっている「お店や企業からの提供サービスが良かった場合に直接言葉や店頭アンケート、メールや電話で感謝の気持ちを伝える人のことを言います。

もともとあった言葉ではなく、鯨武 長之介の奥様が言い出したことのようですが、英語でThankerを調べると意味が表示されました。

感謝感謝の気持ちを 表す

ということは、英語圏ではもともとあった言葉なんでしょうかね。

サンカーと対比されるクレーマー

感謝の気持ちを表す人がサンカーであれば、クレーマーその逆になるでしょうか。

クレーマーは製品やサービスに文句や苦情を頻繁に言ってくる人の事をさしますよね。

クレーマーよりは、サンカーになる方がもちろん良いと思います。

私も実際飲食店でご飯を食べて美味しかったら必ず店員さんに「美味しかったです」って伝えるようにしています。でもそういえば飲食店以外の場合ってあまり伝えられていないかもなと。ホテルなどの部屋にアンケートなどあり、印象深いことがあった場合は書きます。

特にサービス業に従事する人々からはサンカーな行為に共感する声が多くあがっています。

サンカーに共感する人々

世の中クレーマーのほうが目立ってしまっている

そもそもなぜこれまでクレマーという存在のほうが目立ってしまったのかといえば、SNSなどの個人メディアの力が強くなったのと、三波春夫の発言した「お客様は神様です」という意味が勘違いされているせいでしょう。

「お客様は神様です」という言葉は歌手の三波春夫が最初に発言した言葉です。三波春夫は「お客様は芸を見抜く力がある神様のような存在だから、自分は神様に捧げるような思いでお客様の前に立ち、芸を披露している」という意味で使った言葉です。

しかし、お金を払ったから神と同様に客を扱いなさいという考えであると勘違いしてしまっている人たちも多い。そんな勘違いをしている人の一部がクレマーとなり、私達は神様だぞ、偉いんだぞという感じでクレームを言ってくる。更にサービス提供者に直接言うだけでなく、SNSなどで発信することで、真実が不明なママ世の中に広まり、ときには会社経営を悪化させるほどの影響力を持ってしまう。企業はおかしいと思いながらもクレーマーには必要以上に気を使わなくてはならない。

残念な話です。

これからはサンカーの時代

Twitterの意見にもあったように、サンカーの行為には賛同できるものの、問い合わせ先や親会社など調べるのが大変だったりで、行動出来てない人も多いようです。

実際に世の中のサービスは「問い合わせ」先がわかりにくくなっていたり、電話番号がなく、メールやフォームのみ。フォームの場合は問い合わせ内容が限られているなどといろいろ制限がかかっている場合が多くあります。

おそらくそれは不要な問い合わせ、特にクレーマー対策として取られているとも考えられますが、最近のサービスではサービス利用時に簡単に評価やコメントを入れる欄が提示されるものが増えていますので、不満以外にも感謝や良かったという気持ちも伝えやすくなっています。

サンカーの精神は企業に対してだけでなく普段から発揮すべし

感謝の気持ちを伝える行動を常に意識していると、通常の人間関係も良いものになると感じています。

毎日接する家族や、仕事仲間、取引先など、嬉しい、良かった、助かったと思ったことは必ず伝えるようにすると、人間関係や仕事の進み方も良い方向に進んでいくと感じています。

サンカーになるには

サンカーになるには、身近なところから始めて見るのがよいでしょう。

ゴミを捨ててくれた旦那さんに感謝の言葉を言うのも良いですし、会社でいつも一生懸命に仕事をしている後輩に声をかけてあげてもいいですし、ビルの清掃をしてくれているおばさんに「いつもきれいにしてくれてありがとうございます」といってみるのもいいでしょう。

小さな事でも、なにか「ありがとう」「助かりました」「気が利くね!」など一日に一回は誰かに感謝の気持ちを伝えてみようと思って過ごしていると、意外と普段気が付かない相手の良さも気づくことができるかもしれません。

最後に

うれしいこと、楽しいことなど自分の心がふっと温かくなる瞬間ってありますよね。

それをできるだけ相手にも伝えることで相手の心も温かくなる。

こんなWinWinなことありませんよね。

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