今週忙しくて疲れが取れない、、、今日の約束キャンセルしたいな。
まっとうな理由があるときはまだしも、自分が休みたい、気分が乗らないなどの理由で断るのは気が引けますよね。
そんなときはどのように断ればマイナスなイメージにならないのでしょうか。
今回は約束の断り方とそれを使用する時の注意点についてまとめてみました。
どんな状況であれ、相手への配慮は忘れない
具体的な断り方に入る前に、基本的に押さえたいのが相手への配慮です。
自分がその約束を断った場合、どのような状況になるのか考えたうえで、断りましょう。
特に以下の場合は丁寧に断ることが大切です。
自分が断ると、その予定は実行されないと思われる場合
└自分と相手と二人の約束
└1人では楽しめない約束
自分が断っても、その予定は実行されるが金銭的な問題が発生する場合
└飲食店などのコースを予約してある
└コンサートやイベントなどチケットを事前手配しているもの
ドタキャンといえどもせめて前日までに
キャンセルするなら1日でも早いに越したことはありません。行く気がなくなっているのであればどんなに遅くとも前日までに連絡しましょう。
できれば相手が起きている時間までに。
特に午前中の約束の場合、普通の人であれば約束の時間から逆算して起床時間、家を出る時間を決めているわけです。そして女性ならば外出するためにシャワーを浴びたり、メイクをしたり、必要に合わせて身だしなみの時間も出かけるまでの時間に含まれています。
ドタキャンで無駄になるのは約束以前の時間も含まれていることを意識しましょう。
どうしても当日に連絡するのであれば、せめて相手が家を出るであろう時間の前までに連絡してあげることを意識しましょう。
断り方と注意点
仕事を理由にする
- 急に仕事が入ってしまって・・・
- 上司からの誘いで断れなくて・・・
社会人であれば一番使いやすい断り方が仕事のせいにすることです。
約束の相手も社会人であれば状況への共感や理解がしやすく、ドタキャン後に気まずくなることも少ないです。
ただし以下のような状況の場合は別の理由にしたほうが良いでしょう。
- 相手が自分の仕事の状況をよく知っている
- 普段から仕事が暇とか時間の調整がしやすなどと言っている
- 休日出勤した例が殆ど無い
会社が違っていても普段から仕事内容や仕事仲間、上司との関係性を話しているようであれば下手に仕事を理由にすると嘘ではないかと疑われる可能性があります。
特に約束の相手が女性の場合は要注意です。
体調不良で断る
・熱っぽくてフラフラする
・下痢がひどくて
・(女性であれば)生理痛がひどくて
・(季節が合えば)インフルエンザかもしれない
体調不良は誰にでも共感してもらえ、しょうがないと諦めるしかない状況と受け止められるので、断る理由としては万能です。
ただし、何度もこの理由を使うと、あなた自身の体調管理に対して疑問を持たれるようになります。
また、次にあった時やLINEなどで『大変だったね。体調はどう?』と経過を聞かれる可能性も高いので、断った理由に対して整合性の取れた内容で返事をしましょう。
家族や友人のせいにする
- 急に両親が上京する事になった
- 家族の病気、もしくは怪我で通院に付き添わなくてはなった
- 友人が失恋したみたいで話を聞いてあげなくてはいけなくなった(家に押しかけられた)
伝えるときは、本当に急な事でこちらも困ってる雰囲気を出しましょう。
家族を理由にする際に気をつけたいのはあまり大袈裟なものにしない事。
例えば、
「父親が倒れた。」「祖父が危篤で」
とか、命に関わりそうな緊迫感を出すと、約束を断る理由としては十分ですが、約束を断る相手に必要以上に印象づけてしまい、後々話の辻褄(つじつま)を合わせるのが大変になります。
急なトラブルのせいにする
- 家の水道管が壊れた
- トイレの水が止まらない
- シャワーのお湯が出なくて
基本的にはこれらの理由により、業者の人が自宅に来るので「家を空けられない」という理由にすることが重要です。こちらも病気の時のように大袈裟なもの、例えば
「(マンション)の上の階から水漏れがあって」
「車の事故に合った」
など自分以外にも関係者が発生しそうなものにしてしまうと、後に話を聞かれた時に不自然な回答になってしまいがちなので注意が必要です。
本当に過去に経験したことがあるようなトラブルであれば使用しても問題は無いですが、そうでなければあまりおすすめしません。
最後まで気を抜くな。SNSの発信はやめよう
約束を断っておきながら、ふとその日の終わりにSNSを更新して、嘘がバレるというのがもっとも危険ですし、ここで失った信頼を取り戻すのは非常に大変です。
ドタキャンなど約束を断った日はSNSでの近況報告などは控えましょう。
約束当日ではなく事前に断った約束の場合は、特にその日が本当は約束を入れていた日ということを忘れてしまっていることがあるので、約束を断っても手帳やカレンダーアプリなどには必ず予定が入っていたことがわかるように残しておくのが安全です。
最後に
約束を断る際は自分勝手にならないように配慮した内容にしましょう。
今回紹介した断り方を使ったとしても、頻繁にドタキャンしてしまうようであれば信頼は失いますのでご注意を。
また、ドタキャンで断った後に、埋め合わせ(次の予定をすぐに決める、次回の約束の時に少し手土産を持っていくなど)をすると、むしろあなたへの信頼は増すことになるでしょう。
嘘も方便。上手に嘘を使って、ドタキャンでマイナスイメージを作らないようにしてみてくださいね。