あなたは隠れコミュ障かも?コミュ障の特徴や治し方、向いてる仕事やバイトをご紹介

今回は「コミュ障」について、特徴やおすすめの仕事やバイト、コミュ障の治し方についてまとめてみました。

コミュ障とは

コミュ障とは「コミュニケーション障害」の略で人と関わる事が苦手で、人と会話すること自体が苦手、普通に会話しているつもりだが周りの人と距離が出てしまうような状況になってしまうような人を指します。

コミュニケーション症群または、コミュニケーション障害群と言われる、言葉を扱って他者とコミュニケーションをとることに困難が生じる疾患群と、今回取り扱う「コミュ障」については別のものとして扱います。

コミュ障は大きく分けて2つのタイプあり

自分に自身がなく、「人と話すのが緊張する」「相手にどう思われるかばかり気にして言葉が出てこない」というような、自覚があるコミュ障の場合と、自分にやたら自身があり「人と話すことは基本的にできる」がいつの間にか周りの人達と距離ができてしまうような自覚の無い隠れコミュ障タイプがいます。
今回は特に後者の「隠れコミュ障」な人の特徴を中心に紹介します。

コミュ障の特徴

隠れコミュ障だなと思われる人々の特徴をまとめてみました。隠れコミュ障なのか?と思っている方は診断の目安にしてみてくださいね。
 

人の意見が気にならない

誰がどんな発言をしようが、あまり気にしていません。例え怒鳴られたとしても、冷静に聞けるという強みもあれば、相手の心情がわからないという弱みもあります。
 

自分の考え以外が理解出来ない

コミュ障の方は頭の良い人も多いので基本自分の意見が正しいと思いがちで、特に自分の考えと違う意見や、予想外の言葉が出てくると相手を否定してしまう行動をとりがちです。
 

周りの人に興味がない

周りの人が何が好きなのか、どんな性格なのか基本的に興味がない、自分にとって必要でないと考えています。
仕事上で報告や説明が必要な人に対しては自分の興味対象として分析し、適切な行動が出来たりするため、周りの人は自分が嫌われているのかなと誤解することもしばしばあります。
 

人の話に興味がない

仕事上の会話であれば別ですが、他人のプライベートの話は基本的に興味がありません。
相手に話題を振る事もあまりしないため、会話が続かない事が多いです。
 

自分の発言が相手にどう思われるか気にしない

自分の思った事を遠慮なく言えるというのは、強みでもあり、弱みでもあります。
コミュニケーションが上手な人は適宜時と場合によって使い分けられるのですが、コミュ障タイプの場合は基本的に自分の意見を素直に発言してしまうので、相手を傷つけてしまったり、信頼関係を結びにくい傾向があります。

自分の事を話さない

質問されれば答えますが、自ら語る事は少なく、一言で返す事も多いので、会話が続きません。ただ、自分の趣味に興味を示されると、話は止まらないくらいに出てきて、話は長くなる事が多いです。

尊敬できる相手じゃないと心を開けない

プライベートでも仕事でも基本的には相手が自分より優れている、尊敬できると思わないと心を開きません。基本的には多くの人と話をするより、限られた、少ない相手と話すことを好みます。
 

知らない人が多く集まる場所が苦手

基本的に自分から声をかけたり、話を振ったりするのは苦手なので、多くのひとが集まる場は苦手です。
ただし、明らかに自分と同じ趣味や仕事など共通点が予め分かっている場で話す機会が貰えれば、人よりも熱意を持って話すことが出来ます。
 

一人で出来る趣味が多い

ゲーム、漫画、パソコンなど、1人でも問題なく、インドアな趣味が多かったりする事が多く、出来れば外に出ず過ごしたいと感じる人が多いです。
上記に挙げたもの以外にも、手芸や、絵やイラストを描く、手の込んだお菓子を作るなど、淡々と突き詰めていく作業が好きな事も多いです。
 

コミュ障に向いてる仕事

向いているといより、仕事をする上で、比較的コミュニケーションが少なくて済む職業の例を並べてみました。
出世やある程度給料を見込むのであれば専門職を選ぶのが良いでしょう。

システムエンジニア

開発中は基本的に一人で集中して仕事する事が多いですし、要件や仕様について、理解するためのコミュニケーションさえ出来れば、仕事を進める事が出来ます。コミュニケーションが上手く出来なくても、成果物や対応スピードで評価を、得られる部分も多いので、技術力を高めていけば、昇進できる事も少なくありません。
また、何となく職種として、コミュニケーションが苦手な人が多いというイメージがあるため、仕事を依頼する人もコミュ障な対応に慣れている事が多いです。

研究職

自分の研究テーマや研究結果を話したり、研究の途中経過報告や、問題点などを相手に伝える事は最低限の必要ですが、それ以外は基本的には自分の研究を淡々とこなす日々です。
コミュニケーション力より忍耐力と集中力が試されます。

デザイナー

依頼者やユーザーの意図を理解する事さえ出来れば、後は成果物を作る作業が中心となります。デザインは人の価値観で判断される事が多く、せっかく作っても指示が曖昧な形で修正依頼されてしまう事も多いです。依頼相手のビジネスや戦略を理解しつつ、根拠のあるデザイン提案が必要です。
直接言葉で相手に伝える事が苦手でも、文章伝えられる様にはしておきたいですね。
 

製造工場

担当のラインが決まっており、淡々と自分の持ち分の作業をこなしていくので、仕事中にコミュニケーションが必要となることが少ないです。
ただ、取扱い注意な現場(高温で危険な場所がある、大きな機器が動くなど)の場合は、一緒に働く同僚たちとの連携が非常に重要になってくるので、そういったところよりは、部品を組み立てたり、レーンで流れてくる商品の検品をしたりするようなできるだけ一人でできる作業の工場がよいでしょう。

警備員

時間と場所の拘束はありますが、基本的にはコミュニケーションは気にすることなくて済みます。休憩中に同僚と話す必要が出る場合がありますが、短時間なので、あまり気を使わなくても大丈夫でしょう。

派遣も視野に

人間関係がどうしても不安ということであれば派遣で働くのも一つの手でしょう。
会社は入ってみないとわかりません。
会社の雰囲気や、同僚と気が合わないときに辞めやすいのは派遣です。
その変わり正社員よりは雇用は安定しませんし、派遣をずっと続けていても中々給料が上がらない場合がありますので、専門的な知識や技術を空いた時間で習得したり、副収入を得るための他の知識をつけたりする事も並行してやっていくのがよいでしょう。

コミュ障に向いてるバイト

バイトの場合は、基本的には日雇い系のものを選んだほうがよいでしょう。
あまり人間関係を気にせず働けますし、すぐに給料がもらえるのも魅力です。

商品タグはり、お菓子の箱詰め、サンプル封入など

この類の単純作業で量をこなす作業については、とにかく黙々と指定の量をこなしていく形で人間関係も気にせずできる作業なので、おすすめです。
いろいろと種類があるので、気分でいろいろとやってみるのも良いでしょうし、効率良く進めるために気に入った作業があれば、それをずっと続けることも可能です。
 

データ入力やテープ起こしなど

パソコンでのタイプが得意であれば、こういったバイトも良いでしょう。
実際にどこか会社や作業場所に出向かなくてはならないものもありますが、自宅で行える事も多いので、コミュニケーションはメールやLINEなどで済、気楽です。
 

ゲームやシステムの動作チェックなど

ゲームが好きとか、将来プログラミングの職に就きたいなど考えているのであれば、こういったバイトも良いでしょう。
有名なゲーム会社の作業であれば、就職活動などのときに、バイトを通して気づいたことや経験を交えてアピールすることも可能ですよね。

製造工場

おすすめの仕事でも紹介しましたが、製造工場では、仕分けや検品など人で不足の部分をバイトで募集していることも多い&単純作業が中心なので、初めてバイトしてみたいと言うようなときも、おすすめです。

いろいろやってみるのが良い

向き不向きや会社の雰囲気などは実際にやってみないとわからないことも多いです。日雇いでいろいろ経験できるのであれば、やってみて、将来の就職活動の際にどの業界や企業を選ぶかの基準に出来ることもありますし、いろいろな現場で仕事したことで気がついたこと、自分の強みだなと思うことが見つかれば更に良いでしょう。
自分にあっているものがそこで見つかれば、長期でバイトして経験を積んで置くのもありですし、なぜ自分に合っているのか理由を言えるようにしておけば、これらも就職の際にアピールに使えますよね。

コミュ障の克服法

最初にお伝えしますが、コミュ障を治すのは時間がかかりますが、コミュ障と自覚があるのであれば会話をするときに少し気を使うことで、コミュニケーションのトラブルを減らせますので、いくつか例を紹介したいと思います。
 

自己紹介編

新卒入社や異動、転職など自己紹介の場がある場合はチャンスです!最初から皆さんに自分がコミュ障であることを伝えておきましょう。
ポイントは最初に自分の強みや得意な事をを先に述べましょう。そして最後に苦手なことを伝えることです
 
<例>
「実は私は人付き合いが苦手で、たまに空気の読めない事を言ってしまう事があるかもしれませんが、悪気はありませんので、もしその様なことがありましたらその時に注意してもらえると助かります。」
 
どんな時にどんな事を言うと相手が誤解したり、傷つくのか、教えてもらえる様にしておけば、少しずつ相手の心情がわかるようになる可能性があるので、積極的に治したいと思っている場合は周りの人から注意してもらえる環境を作っておきましょう。
 
治したいけど、そうちょくちょく注意されるとしんどいなという場合は最後を少し言い換えてみましょう。
 
<例>
「私は人付き合いが苦手なところがあり、返事がそっけなかったり、気が利かなかったりすることもありますが、仕事については一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。」
 
こうすれば、周りがコミュニケーションが苦手なんだろうと思って対応してくれます。
ただし、自己紹介をちゃんと聞いていない人も多いので、大人数の場で自己紹介しているようであれば、日々関わることが多くなりそうな方には改めて自分の強みや弱みを話しておきまそう。
 

仕事の会話編

仕事上の会話はポイントを抑えれば日常会話より簡単です
基本的に予め話す内容、返答内容を用意して答えることができます。
 
<例>ミーティングの場合
今日の議題(アジェンダ)や予め質問、返答内容を用意しておく
会話にのネタや内容に困ることは無くなりますし、短時間で済みます。
また、短時間で終了する=仕事が出来る という周りの評価もついてきます。
 
<例>メールの場合(社内)
簡潔に答えすぎない。質問や依頼の場合は内容を明確に、丁寧に
メールは相手の表情や声のトーンがわからないので、誤解されやすいコミュニケーションです。コミュ障さんがよくやってしまうのは相手からされた質問に対してやってしまうのはYES、NOだけの簡潔な返事。
「わかりました。」
「明日には終わります。」
「まだ完了していません。」
と一言で返してしまうと、簡潔なメールと言う意味では好印象なのですが、内容によっては冷たい人、やりづらい人かもしれないと相手が思うこともありますので、最後にかならずもう一言入れてみましょう。
<例>
もし状況が変わりましたらまたお知らせいただけると助かります。
また何かあればいつでも聞いてください。
もしこちらの認識が違えばご指摘ください。
など。
 
最後に相手を気遣う一言を入れることで印象がガラッと変わります。
また依頼や質問をする際は質問だけ書くのではなく、質問や依頼の意図を伝えましょう。

日常会話編

日常会話においては、なるべく質問で終わらせるように会話を進めましょう。
ポイントは「共感」「質問」です。
 
<NG例>
相手;今日は暑いですよねー。
自分;そうですね。
相手;僕なんか会社来るまでに汗びっしょりで、困っちゃいますよね。
自分;そうですか。
相手;そういえば先週旅行に行かれたんでしたっけ。
自分;はい。
このようにYES,NOだけ答えていると、相手は質問するのに疲れて会話は続きません。
休み時間のちょっとしたタイミングであれば、挨拶程度の会話なのでこれでも問題ありませんが、出張や外出先の移動中だと、相手は会話に困ってしまいますし、気まずい雰囲気が流れます。
 
<OK例>
相手;今日は暑いですよねー。
自分;そうですよねー。(同意)最近寒かったり暑かったり着るもの困っちゃいますよね。
相手;そうなんですよ、僕も今日クローゼットの奥から半袖引っ張り出してきましたよ。
自分;わかります。(共感
相手;そういえば先週旅行に行かれたんでしたっけ。
自分;そうなんですよ。(共感)初めて北海道に行ってきたんですけど、行ったことありますか?(質問
相手;2年前に行きましたよー。札幌市だけでしたけど、僕ラーメン好きなんで結構いろんな店はしごしちゃいました。
最初に説明したポイント「共感」「同意」「質問」を入れていくことでぐっと印象が変わります。更に付け加えているのは自分の情報も可能な限り話に入れるというところです。このポイントを押さえていくと比較的会話を続けることができます。相手に質問を触れば自分のことを多く話さなくても良いというメリットもあります。

コミュ障がハードルになる場合

仕事やバイト等において、コミュ障がハードルになりそうと悩んでいるなら、コミュニケーションができるだけ少なくて済む仕事を選択したり、先程紹介した方法を実践することでなんとか乗り切れますが、ある段階で、大きな壁にぶち当たるでしょう。
 
それは、出世してマネジメント職についたときです。
 
ある程度自分の実力が認められると、会社は次のステップアップとして昇進の話を出してくるでしょう。
多くの会社は役職と共に給料が上がるため、昇進を受け入れることがほとんどだと思います。
その結果、自分以外のメンバーを管理する必要が発生し、それまでは自分のことだけ考えて入ればよかったとしても、そうはいかなくなります。
 

面倒だけど相手に興味を持とう

チームメンバー、部下をマネジメントするには、相手に興味を持つことが必要不可欠です。相手の得意なところをみつけ、最適な人員配置を行う必要があるので、最低限相手の強みを見つけて上げることを実施しましょう。
相手の強み、得意なことを見つけるには、日々の業務の取り組み方や成果物、普段の会話内容からある程度判断出来ることがありますが、人に興味をもって接していなかった場合、それらを見つけることが難しいことも多くあります。
その場合は、観察眼を養うのもひとつですが、時間がかかりますので、書籍やツールで提供されているスキルチェック関連のサービスを部下やチームメンバーに利用してもらうのも良いでしょう。
有料サービスも多く、会社の経費でまかなえるようであれば越したことはありませんが、チームメンバーの自己負担になってしまうようであれば、スキルチェックをする理由についてちゃんと説明が必要です。
その場合、「自分のマネジメントに必要だから」という言い方ではなく、相手のスキルアップや今後のキャリアを考えるうえで役立つというようなメリットの部分を多く伝えてあげましょう。

コミュ障でも心配するな

人は誰でも得意、不得意があります。
あなたにはあなたの良さがあります。
 
大切なのはあなたが人よりコミュニケーションが苦手という事実を認め、それを受け入れる事。合わせてコミュニケーション以外の自分の強みが何なのかをはっきりとさせる事、そしてそれをきちんと相手に伝えられる様になる事です。
学校も会社もいろいろな人が居るから成り立ちます。あなたにはあなたの居場所があります。
自分でその居場所を作るには、人に自分の得意な事を伝える事で周りの人達に導いて貰える事もあります。
 
コミュ障だからと諦める事なく、自分を信じて、いろいろチャレンジしていってくださいね。