結婚すると付き合っていた時とは違い、ちょっとした生活習慣のズレでイライラすることが起きます。
しかし、我が家の場合、夫婦2人で過ごしていた時は喧嘩がありませんでした。
30才過ぎての結婚ということも合ったかもしれませんが、お互いの生活をそれぞれ尊重し、ちょっとしたズレはもう他人(別の環境で育ってきた)だからしょうがいと、割り切れる部分が合ったため、ほとんどと言って喧嘩はありませんでした。
ところが、そんな我家も子供が出来てから喧嘩が絶えないように。思い返すと、子供が生まれてから半年くらいは2日か3日に1回は喧嘩をしていたような気がします。
自分がイライラするのと同じように旦那もイライラしていたようですが、今回は私自身の旦那へのイライラポイントを元に、もうイライラしないための対応方法をまとめてみたのでご紹介します。
イライラしたのはこんな時
自分が家事に追われてるのに、旦那がスマホ見ながらリビングで休んでる
これは本当によくありました。
子供が起きている時はその相手、子供が寝た時は自分も休みたいのに、家事に追われる日々なのに、旦那はリビングでスマホを見ながら休んでいる。
「何かやることある?」
「手伝おうか?」
とか一言あってもいいんじゃない?
って思いながら、イライラ。
子供にご飯を食べさせてくれるけどその前後はノータッチ
我が家では平日は朝ごはん、休日は昼ごはんや、夕食など子供にご飯を食べさせるところは旦那が手伝ってくれました。、、、が。
でも、ご飯を作るところ、片付けなど前後のタスクには無関心。
というか、特に離乳食の時期はいろいろ予備知識(食材の大きさや硬さ、味付けなど)が必要なので、旦那はかなり初期の段階で匙を投げました。
まぁ作るところはしょうがないと思っても、子供に食べさせた食器はそのままシンクに置きっぱ。洗ってくれてもいいのではと思いつつ、私が時間を見つけて洗っていました。
さらに、少し月齢があがり、食べ物をぽいっと投げたり、子供がイヤイヤと反抗するようになると
「なんだよ。めんどくせーな」
といって、食べさせることさえも面倒くさがってきました。
旦那も仕事の疲れからか、イライラしていて、子供もそれに気づいて、余計にお母さんがいい!モードになり、結局ご飯を食べさせるのも私の作業になることが多くなりました。
面倒なことでも、やらなければならない(逃れられない)のに、なんなの?
って思ってイライラしてました。
子供を預けて出かけると、部屋が荒れ放題
休日などに気を利かせて、私の外出時間を作ってくれる旦那には感謝。
でも帰ってくると、お世話以外の事が何もされていない。
普段昼間にやっている家事のタスクが全く消化されていないので、結局出かけて少し疲れて帰ってきても、一息も付く間も無く、家事をこなす羽目に。
さらに部屋も子供が遊んだおもちゃが散乱し、いつも以上に片付けが大変だったり。。。
いや、外出でリフレッシュは出来てるんですが、ですが。。。。
子供の機嫌が良い時は遊んでくれるのにぐずったらバトンタッチ
子供の機嫌が良い時は、私以上に子供と楽しんでくれるのですが、ぐずってくると
「なんだよー、可愛くないな。」
とすぐに、私にバトンタッチ。
ぐずった時はお母さんモードになるのでしょうがないところもありますが、私が1人で見ている時はぐずっても誰にも変わってもらえなくて、ずっと抱っこしたり、あやしたりしてるのに、なにそれ?って思ってしまいます。
イライラポイントの整理
私はいつもイライラした時は、その原因が何なのか。どうしてイライラしたのか、自分の感情を整理するようにしています。
家事分担の不平等さ
不平等というか、とにかく、自分だけ頑張っているような気になるとイライラの原因に。
結局なんだかんだ子供のお世話を中心とした家事やタスクについては、旦那は細かく把握しておらず、指示を出さないとやってくれない。
自分も作業に追われているし、旦那にたまにやってもらうと、やり方が違って気になって、もう一度自分でやり直してしまう。それなら自分がやればいいや、と思っているうちに、いつの間にか自分の家事分担が増えていっていました。
私だって休みたい
私だってリビングでゴロゴロしたいし、スマホもゆっくり見たい。自分の自由に休めない事が、ストレスになっていました。
日中は子供の相手をしたり、家事をしたり、常にやることに追われ、夜も子供が途中で起きて十分に睡眠が取れなかったり。
子供のためだからしょうがないと思って頑張っていると、いつの間にが自分が思っているよりつかれが溜まっていていました。
子育ての担当は母ですか?
うちは共働きですが、私は時短で仕事をしているため、その分母親が子供の面倒を見るのは当たり前と旦那に思われている所があります。
男性の方が子育てを理由に仕事を調整するのが難しい環境がまだまだあるし、特に旦那の会社は100人未満の中小企業で、人材の代わりの利かない状況なのでしょうがないとは思いますが、それでも働きながら子育てしているのは一緒なので、面倒を見るのが当たり前って思われると不平等さを感じてイライラの原因になっていました。
マルチタスクは無理な旦那
自分なら出来ることに対して相手が出来ない場合は大抵イライラします。
勉強ができる人が、勉強が出来ない人の気持ちがわからない感じと同じなんでしょうが、男性全般マルチタスクをこなすことは苦手なので、自分と同じように子供のお世話と家事を同時にこなしてほしいと思うことがそもそも間違っているんですよね。
イライラしないようにやった対処法
先程整理したイライラポイントに対して、解決法をいくつか出して、実践していきました。
家事分担は話合いと明確な指示出し
- 不平等に感じてるのは自分だけ
- 現状の分担を見える化する
- 能力的に出来る出来ない、好き嫌いも考慮して話合い、再分担
- 代理でお願いする時は明確な指示出し
大抵不平等に感じているのは自分だけということが多いです。
話を聞いてみると、旦那自身は協力しているつもりであって、平等にやっている”つもり”なことが多いです。
なので、家事で苛ついたら、必要なタスクを全部洗い出し、
- 紙に書き出す
- エクセルでまとめる
などやりやすい方法で見える化し、旦那に共有することをお勧めします。
やらなくてはならない量(全体)のうち、どのくらいの割合で分担しているのか見えるようにすることが重要です。
実際にタスクを平等に分担できるようであればしたほうが良いと思いますが、とにかく自分の方が負担している事実を理解してもらうだけでも、気持ちが楽になります。
分担する場合は、お互いなるべくストレスにならないよう得意な事を優先しながら行うのがお勧めです。
せっかく分担しても、そこで新たなストレスの原因を作ることになってしまっては意味が無いので。
夫婦ふたりとも嫌いなタスクは、交代でやる、じゃんけんなどで決めるなどの分担がお勧めです。
もし何か仕事や病気、疲労などで自分の担当分が出来ない場合で、且つ、妻のタスクを夫にふる場合は指示を明確にしましょう。
面倒かもしれませんが、あとで自分がやり直すようなことを発生させないためには、きっちり手順とお願いしたいことを明確にすることが重要です。
自分の休みは自分で作る
- 旦那もそれなりに疲れてる
- 休む時間を申告する
- 自分のリフレッシュ方法を試す
なんで旦那だけ休んでるの!とイライラするのであれば自分も休めばいいのです。
でも実際日中は休む時間がなかなか取れません。
なので休日に予め休みたい事を申告して休む時間を作りましょう。
なんでわざわざ申告?
と思うかもしれませんが、私の場合、自分だけ休んだら休んだでちょっと気が引ける、また旦那も自分と同じように勝手に休んだらイライラするかも。と思うと、申告制のほうがいいなと思いました。
実際、
「今日は疲れているのでお昼寝の時間が欲しい」
「どこどこへ出かけたいので日曜日の11時〜15時まで子供を見ていて欲しい」
などと予め伝えると旦那は心の準備(子供をその時間1人で見なくてはならないということ)をしてくれて、いろいろ調整してくれます。
急に依頼すると旦那がテンパって、ストレス元を作ってしまうこともあるので事前に且つ具体的に伝えることが重要です。
また、自分がリフレッシュ出来ることをいくつか書き出して、出来るタイミングで実践する用にすると良いです。
私の場合であれば、
- 好きなドラマや映画を見る
- 少し高価なスイーツを食べる
- コーヒーや紅茶、お酒などお気に入りのものを飲む(授乳が終わって気にならないようであれば)
- 漫画を読む
- マッサージやエステに行く
という感じです。
特に時間をあまり使わず、さっと出来る解消法を多く用意できると良いです。
漫画やドラマ、映画などは携帯で見ることも出来るので会社までの移動時間や隙間時間に出来ますし、スイーツやコーヒー、紅茶などを楽しむのも子供がいても出来るのでお勧めです。
母親離れの時間を強制的に作る
- 週末に1時間でも2時間でも良いので旦那に預けて出かける
- 旦那に子供を連れて外へ出かけてもらう
- 旦那と過ごす時間が多いと、夕方や夜愚図りがちな時間帯でも旦那で大丈夫な事増えてくる
単純なのですが、子供の親への愛情は過ごす時間と比例する所があるなと感じています。
実際数時間でもいいので旦那と二人っきりで過ごしてもらうと、いつもは母親ばかりに求める抱っこも父親で大丈夫だったり、機嫌よくずっと父親と遊んでくれたりします。
子供の視界に自分(母親)がいると、この効力は半減するので、物理的に母親不在の状態を作ってしまったほうがいいです。
自分が出かける元気がない、寝たい、みたいなときは、子供を連れ出して、旦那に出かけてもらうのが良いでしょう。
旦那と子供が二人っきりになる時間を増やした結果、父親に子供がなつき、愚図りやすい時間でも父親で大丈夫なことが増えました。
男性はシングルタスク、お願いしたい事は最低限に
- どうしてもお願いしたいことは明確な指示出し(いつ、どんな手順でやって欲しいかメモに書くなど)
- 諦めも必要。子供の面倒プラス一つぐらいやってもらう程度で考える
これに関しては旦那に期待しすぎないことが重要です。
自分と同じように複数のタスクをお願いすることは諦めたほうが早いです。
期待しなければイライラする事も減ります。
特に普段自分がやっているタスクについては、それなりにやり方が決まっていたり、効率的な対応の術があるのですが、たまにしかやらないことっておもったより時間がかかったり、難しかったりしますよね。
なので、お願いするのであればやり方を明確に伝え、お願いすることはなるべく一つに絞ることが良いです。
どうしてもそれだけではやりきれないという場合は、最初は一つだけにして、慣れてきたら二つお願いするなど、段階を踏みましょう。
会社に入ってきた新人さんと思えば気が楽です。
自分は慣れていて一日で出来ることも、慣れない人がやるとこなせないのは当然のことです。
なぜ二人のときは喧嘩をしなかったのか
自分のイライラポイントを整理する中で、どうして二人の時は喧嘩をしなかったのかということも整理しました。
(喧嘩していない時の状況と現在を比べることで、イライラの回避ポイントを明らかにするためにもやってみました。)
- 疲れていたときはそれぞれ週末好きな時に休めていた(何もしなくていい時間があった)
- 平日疲れていても、相手を気遣う余裕があった(基本的に自分の事以外はやることがない)
- 生活の中で起きることは想定の範囲内に収まる(お互い大人なんで)
- 空いた時間は自分たちの好きに使えた
ところが、子供が出来たことで、これらのことがほとんど出来ない状況になりました。
子供中心の生活に一気に変化してしまったんですね。
疲れたからといってお世話がいらない状況にはならないし、一人目の子供の場合は想像出来ないことも多く発生しますし、夫婦共に自分のこと以外のタスクを抱えながら生活しなくてはならなくなり、お互いストレスが溜まりやすい状況になったことが喧嘩が起きやすくなった原因なんだと思います。
とはいえ、子供の成長と共に少しずつ戻ってくる時間だと思うので、今はしょうがない。
出来る限り今回紹介した方法を中心にイライラを防いで快適に過ごしていこうと思います。
最後に
今回は私が旦那にイライラした時のポイントを整理して、実際に実践した対処方法を紹介させていただきました。
同じようにイライラしている人がこの記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。
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