女性より扱いにくい?かまってちゃんな男性への対処方法まとめ(仕事・職場)

何かと話をふってきたり、話しかけてほしそうなそぶりを見せるかまってちゃん男子。

友人関係でも面倒ですが、毎日顔を合わせる職場、仕事上接触を避けられない状況の中だと、本当に大変。

更に相手が上司や部下の場合はどう扱ったらいいのか悩みます。

今回はちょっと面倒なかまってちゃん男子の特徴と、職場の立場別で対処方をまとめてみましたので、ご紹介します。

かまってちゃんな男性の特徴

基本的に体調不良な事が多い

毎日疲れている、頭痛持ち、体調不良で遅刻が多いなど、基本的に体調不良です。

「大丈夫ですか」

「無理しないでくださいね」

と優しい言葉をかけてもらうことを期待しています。

また、

「昨日徹夜で、一睡もしないで仕事なんで、まぁ仕事好きなんで大丈夫なんだけど」

なんて、体調不良でも仕事出来るアピールをしてくることも多いです。

大きな独り言を言ってくる

いや、もう、大きな声の時点で独り言ではないんですが、主語なしで、周りの人が話を拾ってくる事を明らかに期待して話してきます。

「え、ほんとに?困ったなー」

「これすごいな!」

とか、感嘆語を中心に、誰かに話しを聞いて欲しいオーラを出してきます。

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話好き

話しかけると、ここぞとばかり長話をして来ることが多いです。

雑談が好きなのもこのタイプ。こちらが話しをそらすまで、基本的には自分が満足できるまで話を続けてきます。

話題は様々ですが、基本的には自分の思いに共感して欲しい、弱い自分を出しても「大丈夫ですよ」って言ってもらえることを期待しています。

打たれ弱い

否定されることが極度に嫌いです。

男性の場合は特にプライドがあるので、上司から怒られた、失敗した時は平気な顔して強がったり、失敗を恐れ周りに厳しい態度をとったりすることがあります。

また、周りの人に

「それはしょうがなかったね」

と言われたいために、自分を責めた相手や物事に対して、批判的なコメントをすることも多いです。

批判好き

提案書や企画書、報告書などの書類の内容はもちろん、会社の方針や制度、人事などを批判するのが好きです。

また批判はするが、どうしたら良いのか具体的な指示や案は出しません。また、批判したことに対して何か自ら行動を起こすことは少ないです。

先程も例にあげたように打たれ弱いので、失敗を恐れ行動をするので、自ら責任を追うことはあまり好みません。

負けず嫌い

負けず嫌いといっても、一般的な勝負毎が好き、熱血タイプではなく、他人より自分のほうをかまってほしいがために出る負けず嫌いです。

自分の話を聞いて欲しい、共感して欲しい、自分を認めて欲しいなどの思いから話の中心にいようとしたり、なるべく自分の話にしようとしたりします。

わかってもらえない時に態度急変

自分の話に共感してくれない、自分を認めてくれない、自分の指示を相手が理解してくれないような場合、イライラしたり、急に厳しい口調になる傾向があります。

かまってちゃんは普段は控えめだったり、温和な雰囲気の方が多いので、急に変わる態度にびっくりしてしまいます。

でも気分が落ち着くと、先程の態度を取りつくろったり、反省して悪気はなかったことを訴えてきます。基本的に心が弱いので、嫌われる勇気はありません。

かまってちゃんな上司の場合の対処法

業務の話(報告や相談など)はロジカルに

基本的にはどんな上司にでもこの考え方は当てはまりますが、特にかまってちゃんタイプの場合は要点が絞れていない話を持ちかけると、苛立ったり、時には声を荒げてくる場合が多いので、気をつけましょう。

また、要点を絞って必要な事を手短に報告、相談することで、かまってちゃん特有の長話に付き合わされるスキも相手に与えません

資料中の誤字や使用する言葉にはいつも以上に注意

批判好きなかまってちゃんは誤字は指摘しないと気が済みません。

また言葉の使い方についても気をつけましょう。社内の資料なので周知のことを省いたり、相手があまり耳にしない表現を使うと必要以上に指摘をしてくる可能性があります。

また、その場で指摘しなくても気になって、あなたの資料の内容や伝えたいことが頭に入らず、内容ではないところでやり直しになる事も多いので、余計な指摘を受けなくて済むよう校正は時間が許す限りきっちりやっておきましょう

仕事の愚痴をたまに聞いてあげる

円滑に上司と仕事を進めたいと思うのであれば、多少面倒ですが「かまってあげる」のが一番です。

外出の移動中、会議の余った時間、喫煙所などで、愚痴を聞いてあげましょう。

上司という立場は孤独になりやすく、愚痴をこぼす相手もなかなかいません。

明らかに忙しそうにしているようなら

「忙しい日が続きますが、体のほうは大丈夫ですか?」

などと話を切り出したり、面倒な話に巻き込まれているようであれば

「この案件大変じゃないですか?」

と聞いてみましょう。

長話になりがちなので、飲み会など時間に余裕がある状況で聞いたりしないようにしましょう。

また女性の方が、かまってちゃん男子としては話しやすいです。

男性、特に上司と年齢が近い、もしくは年上の場合は愚痴はこぼしてくれる可能性は低いのでこの手法はおすすめしません。

少し面倒ですが、このような気遣いのコミュニケーションをとっておくと、上司からの信頼を得て、仕事もやりやすくなる可能性が高いです。

(もちろん普段からちゃんと仕事をこなしていることが前提ですが)

かまってちゃんな同僚の場合の対処法

忙しいフリをする

相手をするのは面倒なので、とにかく相手を気遣う余裕がないくらい忙しそうにするとか、話していて長話に付き合わされそうと感じれば、ミーティングや今日中に仕上げなくてはならない資料があるなどといい、話を終わらせましょう。

相談事は控える

仕事の環境や、仕事内容について、かまってちゃんも同じ思い、共有できるような内容で、且つ、共感さえしてもらえるだけでも相談の価値があるようであれば良いですが、そうじゃないようであれば、それよりこっちのほうが大変だよ、、、みたいにかまってちゃんの話題を展開されてしまうことも。

自分が相談しているつもりが、いつの間にか相手の相談にのってるようなことになるかもしれません。

心配しすぎない

優しく接しすぎると、かまってちゃんは今まで以上にあなたへかまって感をアピールしてくるようになるので、心配して声をかける頻度は下げましょう。

また面倒だからといって、まったく心配しないと、一緒に仕事をする時、いちいちあなたの意見に何か指摘したり、あまり協力してくれなかったりしますのでご注意を。

飲み会やランチは複数人で行く

あなたが相手の話を聞いてあげる余裕があるのであればもちろん二人で行っても良いですが、面倒なのであれば、誘われても、「●●さんも誘っても良いですか?」などといって、複数人で行きましょう。

誘いを断るよりは角が立ちませんし、かまってちゃんは誰かに共感してもらえれば満足なので、自分以外の人が共感してくれさえすれば、あなたがわざわざ気を使う必要はなくなります

かまってちゃんな部下の場合の対処法

進捗をこまめに確認する

面倒ですが、こちらから声をかけて、進捗を確認しましょう。

失敗が嫌いなかまってちゃんは、考えすぎて思うように仕事が進められていなかったり、わからないことを聞いて「そんな事もわからないのか」などと指摘されることを恐れて、わからないまま進めている可能性もあります。

少し面倒ですが、期限ギリギリになったり、検討違いな結果が出るよりはマシと考えて、こまめに面倒をみてあげましょう

褒めて伸ばす

感情的だったり、厳しく指摘することはやめましょう。

必要以上に落ち込んだり、自信をなくしたり、もしかしたら逆ギレしてくる可能性もあります。

小さなことでも出来たことを褒めてから、次の仕事を渡すようにしていきましょう。

注意する時は相手の意見を聞いてあげてから

仕事であれば時には厳しく言う必要があるときもあります。

その場合は、まず相手の意見、気持ち、どうしてそうなったかを聞いてあげてから、冷静に指摘内容を伝えてあげましょう。

感情的に伝えると、相手は自分が否定されているという思いだけで頭がいっぱいになり、本来あなたが伝えたいことが頭に入っていかない状況になります。

まとめ

かまってちゃんの対応は基本的に面倒です。

でも、ちょっとポイントを抑えて、かまいすぎず、かまってあげるのが、仕事がスムーズに行くコツです。

参考にしてみてくださいね。